ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

ちょっと脅したつもりが本当になってしまった!人間関係にリスペクトが必要な理由

怖い話聞いた。

 

相手をちょっと脅かそうと別れ話を切り出したら、
本気にされてじゃあ仕方ないね、と言われて別れる事になった。

これはよく聞く話。でも、これが仕事でもあったのだそう。


ちょっと脅しとこうと、もう仕事だしませんよって言ったら、
向こうから「じゃあもう出さないで」って返ってきて、
取引先一つなくす事になったのですって。

 

教訓:思ってもいないことは口にするべからず。
類語:嘘から出た誠

 

 

試されて嬉しい人はいるのか

最初の男女の別れる別れないって言う話は、恋の駆け引きでよく聞く話ですよね。
でも、これですぐ別れるって言うあいてのことを信頼し続けることってできるのでしょうかね?
また、相手を「別れたくない」って自分にすがらせようとしてのこの発言、健康的な関係とは言えないですよね。依存させたい、自分の方が優位にたちたい、と考えての言動であることが透けて見えます。


相手をリスペクトしてないですよね。そんな相手と信頼関係築けません。

 

仕事でも同じ

情が湧く恋愛関係であってもそうなのです。
お仕事先で「もう仕事出さないよ」ってフレーズって、
大手が下請けを脅す時に使うようなイメージありますよね。

仕事の依頼先はたくさんあるんだから。
お宅なんてたくさんある中の1つなんだから。
だから、下手に出て自分の言うこと聞いてればいいの。

そんな言葉が透けて見えますよね。
そんな相手と仕事したいですか?
したい人〜〜〜〜〜〜。。。いませんよね。

仕事だしたくないなら、出さなければいいのです。
仕事を依頼するも受けるも双方の自由です。
何も縛られていないんですから。

このフレーズを使う時って、相手を下に見て、言うことを聞かせたい、
こちらの言うことを優先して欲しいと言う意図も感じます。
脅されて、脅して仕事してる、させてる関係でいいもの作れると
思いますか?



大切なのは対等な関係

 

お仕事を依頼する側がえらい、ではないのです。
先生だからえらい、ではないのです。
単なるそれは「役割」です。

お互いの関係が例えば「先生と生徒」だったとしても
だからと言って先生がえらいわけでも生徒が下でもないのです。
お互いにリスペクトしていないと、信頼関係なんて築けません。


信頼関係を築くには「対等」な関係であることが大切。
比較的「上」の立場になりがちな「先生」や「発注先」は
相手を下にみないよう、相手に下にみられていると感じさせないように
気を配る必要がありますよね。

これは私自身、ジュエリーデザイナー育成学校で人を教える立場であり、
加工先に仕事を発注する立場だから、忘れずに心掛けていることでもあります。

信頼関係を築き、お互いにリスペクトし合う関係であれば
イデアを数倍良いものにすることができる。
逆に、リスペクトがないと、「言われたことだけ」「最低限のことだけ」
やる間柄になります。

大手さんならともかく、個人事業主で「言われたことだけ」やりたい人なんていないんですよね。相手が小規模だからこそ、向こうにも選ぶ権利があるのです。

対等な信頼関係を築くことは大変なこと。
でも、築いてきた信頼を失うのは本当に一瞬です。

人を試すような言動は
自分に返ってきてしまいますよ!

 

人間関係はまさに北風と太陽。
自分がしたことは、したようにしてもらえる。逆に言うと自分がしたことは自分にそのまま戻ってくる。

 
 
 
こわやこわや。