ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

お悩み解決Barジュエル/一見得だけど、でも信頼・信頼を失う。長い目で見てどちらが得かちょっと考えてみた。

barジュエルへおかえり。

 

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どうしたんだい?元気がないじゃないか。

え?なんだって??
経営しているドレスショップでトラブル?

パーティに行くのにドレスを買い、そのドレスを着てパーティにいき、洗濯して、返品したいっていってくる人がきたのか。

 

それはひどいな〜〜〜〜〜
一度使った商品を「気に入らなかったから」と返品するのか。返品OKを謳っている大手企業ならともかくそれはその方のわがままだね。自分さえ良ければいいって方なのかな。でも、平然とそうされたか。。。。じゃあおそらく他にも同じようなことしているね。。。。。変な人に当たってしまったものだね。

 


返品した商品ってどうなるんだい?そうだよな、ドレスの返品の場合、タグがついたままのものであればまた店頭に出せるけど、他の方が着たもので商品としての価値が下がる場合、破棄するしかないのか。わ〜〜〜〜〜〜もったいない!!!

でも確かに普通いやだよね、試着でなく誰かが使ったドレスを新品で買うなんて。


え?その人に「信用問題ですよ」と脅し口調で言われたのか。
でも何の?何の、誰の信用問題なんだろうね!?

 

じゃあ返品ができる「クーリングオフ」についてちょっとググってみよう。

・・・・・あれ???

「自分から店に出向く店舗での購入やカタログやネット画面を見て申込む通信販売は、じっくり考えてから契約を決めることができますので、クーリング・オフの対象外です。」とあるよ。

www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp

 

今回の件に関しては、出店店頭での購入だったんだよね。
だったらクーリングオフの対象じゃないし、脅されたということだから、
その人の返品希望は本来受けなくてもよかった内容になるね。

 

あ〜〜〜〜〜〜ドレスショップの自分としてではなく、出店先の取引先に迷惑がかかる可能性があるからと返品を受けたのか。あああああ、なるほどなあ。

 

でも、これって返品がうまくいってほくほくしているその人にとって果たして本当に得なんだろうかね。



今回みたいに、百貨店やショッピングセンターに出店している店舗でお客様都合の返品が起こった場合、そしてその返品理由が不良品以外の理不尽な内容や脅しが入るようなものだったりすると尚更、返品処理や理由、顧客情報は売り場に共有するだろう?建物の外にはでていないので顧客情報流出ではないしね。

 


平然と返品希望したってことだそうだから、そういった返品を何度か繰り返す方だったのだろうし。その場合、どうなるのか。売り場にマークされるよね。「この人はこういう返品の仕方をする人だから接客気をつけて」って。信用を失うのはその人のほうなのでは?


目の前の「お得」に一見見えるかもしれないけれど、長い目で見たときに自分の信用をあっさりと手放すなんて。なんてもったいない!!とジュエルなら思うけどね。

 

まあ、その方の自由だし価値観だけど。「信用問題ですよ」と言ってきた方のほうこそ、信用を失うことになるのにね。そう考えるとすっきりしないかい?

 

理不尽なことをいってくる方は時々いるよね。でも、そういう変なお客様にも出会うくらい世界が広がった証でもあるよ。そういう返品する人ってものを大事にしないから、君の作品であるドレスがそんな人のところに行かなくてよかった、と考えるのはどうかな?

 

でもキャンセルポリシーや、保証書の内容って大事だね。そういう方が実際にいるとなると、販売側も自衛する必要があるね。ジュエルもこんな相談が来たときにどうしたらいいのか知人の弁護士とも相談しておくよ。

 

また気持ちが落ち込んだりしたときはbarジュエルへおいで。
気持ちが上むきになれるようなレシピでおもてなしするよ!