ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

個人事業主が取引先との仕事が嫌になった時、断らなきゃいけない理由

あなたには、やりとりが面倒だと感じる取引先がいますか?それ、我慢して付き合わないといけないと思っていませんか?

面倒な取引先は切っていいのですよ。
相手が大手であなたが個人事業主でも。

 

嫌な相手と仕事をするために個人事業主になったわけではない


企業から独立して個人事業主として、(もしくは法人として)活動を始める。売り上げが欲しいのはそれは当たり前ですよね。でも、だからと言って我慢や面倒だな、と感じながら取引を続けなくてはいけないなんてことはないのです。

企業ではそうもいきません。
嫌いな担当者がいたとしても、その後ろにある「会社」と取引をしているのですから。
こちらが担当を変わってもらうか、我慢するという必要がある程度あるかもしれません。

でも、個人事業主は「取引先を選べる」のです。個人事業主は、体に無理して、気持ちを削って仕事してはいいパフォーマンスができません。その一件の取引先のために疲弊していませんか?



やめ時の見極め方

はっきりいうと、「やりたくない」でやめていいのです。ただ、もちろん取引先に迷惑をかけないよう、最低限やるべきことはやる必要があります。
では、どういう時に止めると決断するのでしょう。


ライスワーク?ライフワーク?

 

「ライスワーク」(食べるための仕事)と「ライフワーク(やりたい仕事)」という言い方がありますよね。全ての依頼がライフワーク、という素敵なかたもいるかもしれませんがライスワークと割り切って、ある程度のことはちょっと面倒だったりいやだと感じたりすることであってもやる、そう言ったことは誰でも多少ありますよね。

でも、限界ってあるんですよね。ライスワークを断る時ってどういう時なんでしょう。

ライスワークだから、我慢できる、我慢するもの、割り切るもの。そう思えなくなった時が止めるときです。

わかりやすく体に出る方もいますよね。でも「もうやりたくない」と体がサインを出すのはもう末期。もうそれは何をどうしたって「止めるべき」なのです。

 

やめたい時に止めるためには

大企業が下請けに「もう仕事出さないよ」というのが脅しになる理由はそことの取引がなくなった「困る」からですよね。だったら、そことの取引がなくても「困らない」状態にする必要がありますよね。
例えば収入源になる取引先をいくつか分散して持っておくことです。

でも、前のブログでも書きましたが、こういう脅しをかけてくる企業や取引先とは取引しないほうが無難です。何かあった時にすぐ「そういうこと言うと仕事出さないよ」と言ってくるところ、信頼できますか?信頼していないのに、ライスワークだからと割り切って仕事して楽しいですか?

私は、ライスワークだからこそ、割り切るにも限度が必要だと感じています。
もちろん生きていくにはお金は必要。でも、心身の健康よりも大切なものはないのです。

もし、お取引先との取引をやめようかなと悩んでいる方がいたら、今一度ご自身に問いかけてみてください。この仕事「やりたいか?」「無理してないか?」「こう言うこと言ってくる人と今後もずっと付き合いたいか?」答えがNOだったら、止める。

ここ切っちゃったら、ここと取引できなくなったら、困る!と悩む気持ちもとてもわかるのですが、実際そうなった時って、もっと相性のいい取引先と出会えるものです。
よくいう、扉を閉めないと次の扉は開かない、これは本当にそうなんですよね。

何よりも大切なのはご自身の健康。
ぜひ、楽しい取引先と、限られた人生の時間をかけてでもお仕事したいと思えるところとお付き合いできますように。

 

アンリガトウでは、ジュエリーの少量OEMのご依頼を受け付けております。
もしお困りの方いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。