いもとようこの世界で感じた「絵本のチカラ」
今週6/11まで上野の美術館で開催されている 「いもとようこの世界」へ先日行ってきました。
最近ちょっと事情がありまして 「絵本」の描き方を研究しております。
原画展を見つけては足を運んでいるのですが これは思った以上によかったですよ!!
会場には「撮影許可」のパネルもいくつかありましたよ🎵
絵本作家 いもとようこさん
会場にはたくさんの原画。 私いもとさんの手法存じ上げなかったのですが 着色した紙(おそらく和紙)を「貼り絵」のように貼っているのです。 でも、画家の山下清さんのような筆のタッチをすべて張り込むのではなくて 大きめな(例えば下の絵だったらうさぎがもっている「受話器」部分を 1枚のグラデーションに塗られた紙でつくり、それをうさぎに持たせるように しているのです。(つたわりますか?)
会場入ってすぐにこの「かぜのでんわ」の原画とストーリーが あったのですが、もうここで涙が・・・
私、今回の展示拝見しながら4回(4作品)泣きましたよ〜!!!!! (絵本のように絵と文がある展示だったのですが、 涙が込み上げてくるのです) こんなに心に迫るストーリーと絵。
本当にすごいです。
本当は娘に絵本を買ってあげたかったのですが この絵本を物販コーナーで開いてまた涙が出てきてしまい、 これは読み聞かせできないわ、と諦めました。 それくらい「すごい」です。
私が泣けたおすすめ作品4点
*画像をクリックするとレビューが見られます
「かぜのでんわ」 *これ実話というかこの電話が本当にあるということを 物販コーナーの絵本でみてまた・・・・ 素晴らしい活動をしている人がいるのですね。
スーフと白い馬 私「スーホーと白い馬」だと思っていました! 絵のタッチと悲しいお話が胸にくる絵本です。
しあわせの王子 これも有名な話で知っていたのですが、 お話によってタッチや人物の書き分けができるってすごいこと だとおもうのですよ。
いとしの犬ハチ 渋谷駅前のハチ公の話です。 これも聞いたことあるお話で知っていたのですが 絵本となると「頭への入りかた」が 全く違いました!
「知っている」話でも感動がある
上の絵本の中で私が知らなかったお話は
これだけ。
あとは全部内容を知っている絵本でありお話です。 でも、ほんと心を「揺さぶられ」ました。
感動したから本を買っていこうかなと思ったのですが 物販コーナーで本を手に取ってみてめくっているうちに あ、これ読み聞かせできないわ、と。
絵と文で心を揺さぶる絵本って ほんとすごいと思いました!
「いもとようこの世界」は今週末の6/11(日)まで。 会期中無休とのことです。 ご都合があうかたはぜひ足をはこんでみてくださいね!
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