ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

クレクレ星人になりたくないあなたへ

[hedder]

 

クレクレ星人って聞いた事ありますか? その人のものを「ちょっとちょうだい」と悪気なく言ってしまう人のことです。

クレクレされるのが物であれば 「これは有料なので」って言いやすい。 原価や材料費がありますからね。相手もわかってくれやすいのです。

ここで問題なのは「形のないもの」に対してのクレクレ星人です。

 

形のないものに関してのクレクレ星人

SNSで最近「サービスを(無料で)提供してほしい」と言われた、 という投稿を多く目にしたのですが、これははっきり言われたならば 「断りやすい」ですよね。

「それ教えるの仕事なので」って言える。そんなに図々しいかたであれば こちらもはっきり言えるのです。

問題は、相手が悪気なく 「それ教えて」って言ってきている場合です。

ある一定までは世間話の一貫かな、と 教えてあげるけれどちょっと突っ込んで聞いてきたときには これ以上は有料です、と

「サービス提供者が」本当は言わなきゃいけないんだな、 と気づかせてもらう事がありました。

どこまでを無料にしてどこからが有料か 消費者の人ってわからないのですよ。

そのサービスにどれくらい時間や手間がかかるのか そのサービスを提供するためにどれくらい時間を費やしてきたのか 結果だけみている消費者にはわからないんだ、という意識を サービス提供側も持つ事。

よく言われるたとえに、 有名な画家に「ちょっと絵を描いてよ」と依頼して サラサラっと描いたものを渡しながら1億です(金額は不明確ですが)と答え、 驚く客にこの絵を書くまでに費やした時間と労力はそれくらいかかります、と 答えたという逸話がありますが、

あれってもちろん『それくらいで?!』っていう問いに対しては 大正解!なのですが

あれって「いくらになります」って事前に提示してない画家も問題だよな、と思うのです。

クレクレ星人にならないための心構え

「これくらい聞いてもいいかな」という感覚と 「これくらいだったら聞かれてもいい」という感覚が ぴったりマッチすれば問題ないのですが

聞かれる側が「これ以上聞かれるのはちょっと・・・」と思うなら 思った時点で「これ以上は有料」を告げなければいけないなというのは 提供側の意識として必要だと教えてもらいました。

 

言っても悪い事にはなりません。 だってそれで仕事しているのですから。 相手はどこまで聞いていいのかわからない、のですから 教えてあげればいいのです。さらっと。

相手だってあなたにクレクレ星人だとは思われたくないのです。 そこわかってあげられたらいいなと思います。 *あきらかに欲しがるだけの人はここでは除きます

私もまだうまくできておりませんので今後の課題です。

 

 

でも聞く側も「これ以上は有料だよ」と言われるまで聞いてもいい」という 事ではないなというのは知って置かなくてはいけないなと思います。 これ以上は有料だよ、っていうタイミングも難しいし ケチだと思われたくはないという意識も働くのですよね。

私もまだ完全にできてるとは言えないのですが 「これ有料でお願いしたいのだけれど、いくらになる?」は 聞く側の意識として持っておかなきゃいけないなと思います。

*これ私も先日聞かずに恥ずかしい思いをしたのです。 自戒をこめて。

クレクレにならない境界線

意図せず相手からクレクレ星人認定されるのは避けたいですよね。 そんなあなたへ、私の基準です。ご参考になれば幸いです。

 

料金を支払う事を願い出た方がいいこと

その方がお仕事としてやっている事に関するもの

これ当たり前ですよね。

あなたのお仕事に関わること

あなたがお仕事でやる事で不明な事を誰かに聞きたいと思ったとき。 調べてもわからないから、ヘルプを頼む。 それはお支払いも考えた方がいい。

その方の時間を奪うもの

その方がメニューとして出していなかったとしても その方の時間を拘束するもの(例えば、調べてもらう必要があるとか) に関してはお支払いしたほうがいいですね。

 

 

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