ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

I LOVE フェルメール!!私の人生を変えた画家、フェルメールへのラブレター。

フェルメール展が、2018年10月に 東京上野で開催されることになりました!

私はフェルメールが大好きです。

フェルメールが好きな理由は、 私の人生を変えたきっかけになった 画家だからです。

あなたには好きな画家がいますか?

フェルメールとの出会い

私は高卒で長崎の診療報酬支払基金に 入所しました。 (半公的機関なので入社でなく入所です)

そこで、社会人になったし、アフター ファイブで、何か好きなことをしたいな と考えていた時、年末に職場で配られた 造幣局が作ったカレンダーの中に、 フェルメールの絵画、 「ぶどう酒のグラス」があったのです。

この絵がカレンダーになっていたのです。 造幣局、渋いっ!!!

色使いが独特で、引き込まれるような、 一枚の絵。

こんな絵を描いてみたいな。 そう思って、社会人向けの絵画教室で 油絵を習い始めたのです。

 

最初は鉛筆デッサンから

いよいよ油絵をやる、となった時に せっかくだからフェルメールの他の 作品もみてみたいな、と思って フェルメール作品画集を購入し

最初にデッサンしたのは、 真珠の耳飾りの少女、です。

鉛筆で、色の濃紺を書き分けていました。 瞳が難しいのですよ〜!!! でもとっても楽しかった!!

実際に1年かけて、 牛乳を注ぐ女、を模写しました

実家の玄関に今も飾っております。

実はこの絵を模写していた時に、 ジュエリーデザイナーになるきっかけと出会うのです。

 

ジュエリーデザイナーになるきっかけ

この絵を模写していた社会人向けの 絵画教室。2階が、美大受験の学生 コースをやっていました。

そこの卒業生が、たまたま、遊びに 来ていて、その卒業生がジュエリー デザイナーを目指していると 話してくれたのです。

それまでジュエリーデザインなんて 聞いたこともないし、デザイナーなんて カタカナ職業、かっこいいけれど 自分とは別世界だと思っていました。

絵を描いて食べていきたいなとは 漠然と考えていたのですが、 作品展前に徹夜して作品を仕上げる アトリエの先生たちをみていて、 これはできないなと(笑)

で、何かないかな〜、と 考えていた時に、出会ったのが その卒業生が言った ジュエリーデザイナー、という 言葉だったのです。

それから、ジュエリーデザインって どんなものがあるのよ? という目で今までめくっていた 雑誌を見返してみていて、

本物の素材を使った アクセサリーみたいなデザインを 見つけ、「本物の素材で、こんな 面白いことができるんだ!これ わたしもやってみたい!」と思い、

紆余曲折を経て今に至ります ・・・はしょりすぎ(笑)

フェルメールがいなかったら

もし、あのとき

フェルメールの絵が載っている カレンダーを造幣局が作って いなかったら

 

もしあのとき

そのカレンダーをもらっていなければ

 

もしあのとき

あ〜、絵を書くこと好きだったな、 絵画教室いってみようかな、 と思わなければ

 

もしあのとき

卒業生の彼女と 話してジュエリーデザイナーという 職業を知らなければ

 

あのタイミングでは ジュエリーデザイナーになっていなかった。

 

そう、フェルメールは わたしがジュエリーデザイナーになる きっかけになった画家なのです。

 

残念ながら亡くなっていますが もし、生きている人だったら どうしただろう?

まず間違いなく オランダ語をマスターし、 会いに行っていたでしょうね^^

私の人生を変えた画家、 フェルメールの絵。 私が最初に出会った ぶどう酒のグラスを観にいつか ベルリンにいかなくては、と 思っていたのに、向こうから 来てくれるなんて!!

来年の10月が待ち遠しくて なりません。

 

今日はフェルメールへの ラブレターみたいなブログにしてみました♡

 

[かさこ塾フェスタ]