デザイナーに「なるために」必要なものは何?デザイナーと作家の違いに迷うあなたへ
デザイナーになる為に、何が必要だと思いますか? 資格?スキル?経験?
資格やスキルが必要ないと教えているセミナーもあります。 その情報は正しくて、間違っています。
デザイナーに「なるために」必要なもの・必要ないもの
「なるために」であれば
学生でデザイナーとして企業に 就職する時はスキルも経験も ありませんよね?
これから 「実績や経験を積んでいく」のですから。
ロジックはここまでにして今日は 「デザイナーとして活動していくために」 という意味でお書きします。
デザイナーとして「活動するために」必要なもの・必要ないもの
資格=いりません
デザイナーは、「国家資格」ではありません。なのでそもそも「資格」はないのです。 ですので、極端な事をいえば、名刺に「デザイナー」と刷れば誰でもデザイナーに「なれます」
経験やスキル=必要です。
スキル(勉強したり訓練したりして身につける能力)=経験を積む事、もちろん必要です。
ジュエリーは「工業製品」ではなくすべて手作りで製作している為、 作ってみないとわからない、という部分がまだまだ多いのです。 そこを想像し経験を踏まえてデザインするということは 大変でもあり楽しいところでもあります。
デザイナーの仕事とは
お客様のイメージを表現すること
そう。アーティストでないのであれば 「お客様の」イメージを表現することが大事なのです。
会社員としてジュエリー会社に勤務するのであれば 「その会社らしさ」を表現する必要があります。
自分の感性をデザイナーとして生かす方法
ここがちょっと難しい。
自分を表現してはいけない、ということではないのです。 イメージしてもらいやすくするためにいうと
箱があって、その箱の中を素敵に装飾する、とでも 言ったらわかりやすいかもしれません。
「ここからここまで」という枠があり その枠=ブランドアイデンティティを守りながら表現するのです。
「自分を」表現してはいけないというわけではないのですが 隠そうとしても滲み出てしまうのが個性、だと理解すると仕事がしやすくなるかもしれませんね。
アーティストとしての「作家」
アーティスト(作家)とデザイナーは違う。 それを理解すると楽になります。
自分がアイデア発信の中心でそれを発信する、それは デザイナーもアーディストも同じなのですが、
アーティストはより「自分の世界観」を表現することが 求められます。
私は最初ここがわかっていなくて大変でした(笑)
お客様のアイデアを表現すること
これって簡単なようで実は難しい。 だから、ジュエリーリフォームをご依頼される時に
「こんなに聞いてくれるんだ」とか もっと好き勝手されちゃうのかと思いました
なんて感想が出てくるのだと思います。
私のオーダーメイドジュエリーや ジュエリーリフォームは
あなたのアイデアを形にしたり あなたのイメージを形にするもの。
しっかりと「デザイナー」として デザインさせていただきます。
タンスにしまい込んだジュエリーがある方は ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね!