ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

デザイナーに「なるために」必要なものは何?デザイナーと作家の違いに迷うあなたへ

デザイナーになる為に、何が必要だと思いますか? 資格?スキル?経験?

資格やスキルが必要ないと教えているセミナーもあります。 その情報は正しくて、間違っています。

デザイナーに「なるために」必要なもの・必要ないもの

「なるために」であれば

学生でデザイナーとして企業に 就職する時はスキルも経験も ありませんよね?

 

これから 「実績や経験を積んでいく」のですから。

 

ロジックはここまでにして今日は 「デザイナーとして活動していくために」 という意味でお書きします。

 

デザイナーとして「活動するために」必要なもの・必要ないもの

資格=いりません

デザイナーは、「国家資格」ではありません。なのでそもそも「資格」はないのです。 ですので、極端な事をいえば、名刺に「デザイナー」と刷れば誰でもデザイナーに「なれます」

経験やスキル=必要です。

スキル(勉強したり訓練したりして身につける能力)=経験を積む事、もちろん必要です。

ジュエリーは「工業製品」ではなくすべて手作りで製作している為、 作ってみないとわからない、という部分がまだまだ多いのです。 そこを想像し経験を踏まえてデザインするということは 大変でもあり楽しいところでもあります。

 

 

デザイナーの仕事とは

お客様のイメージを表現すること

そう。アーティストでないのであれば 「お客様の」イメージを表現することが大事なのです。

会社員としてジュエリー会社に勤務するのであれば 「その会社らしさ」を表現する必要があります。

 

自分の感性をデザイナーとして生かす方法

ここがちょっと難しい。

自分を表現してはいけない、ということではないのです。 イメージしてもらいやすくするためにいうと

箱があって、その箱の中を素敵に装飾する、とでも 言ったらわかりやすいかもしれません。

「ここからここまで」という枠があり その枠=ブランドアイデンティティを守りながら表現するのです。

「自分を」表現してはいけないというわけではないのですが 隠そうとしても滲み出てしまうのが個性、だと理解すると仕事がしやすくなるかもしれませんね。

 

アーティストとしての「作家」

アーティスト(作家)とデザイナーは違う。 それを理解すると楽になります。

自分がアイデア発信の中心でそれを発信する、それは デザイナーもアーディストも同じなのですが、

アーティストはより「自分の世界観」を表現することが 求められます。

私は最初ここがわかっていなくて大変でした(笑)

お客様のアイデアを表現すること

これって簡単なようで実は難しい。 だから、ジュエリーリフォームをご依頼される時に

「こんなに聞いてくれるんだ」とか もっと好き勝手されちゃうのかと思いました

なんて感想が出てくるのだと思います。

私のオーダーメイドジュエリーや ジュエリーリフォームは

あなたのアイデアを形にしたり あなたのイメージを形にするもの。

しっかりと「デザイナー」として デザインさせていただきます。

 

タンスにしまい込んだジュエリーがある方は ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね!