ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

長崎人は熱かとばい♡長崎くんちレポ

 

 

長崎の無形文化財、「長崎くんち」会場に来ております♡

 

踊り町というのですが、お神輿をもっている町内で7年に一度、「奉納踊り」をするのが「おくんち」と言われております。

 

 

関東の「お神輿」「山車」にあたるものですね(^^)

踊り町と呼ばれる「出し物を出せる町」があって、それぞれが「傘鉾」とよばれるものと、出し物(龍踊だったり、日本舞踊だったり)を継承しています。

 

神様に奉納する踊り、なので「奉納踊り」と呼ばれています。神事なので「帽子」を被っての見物はNG。日差しは「手ぬぐい」を被って避けるのです。

 

 

長崎の掛け声はいろいろあり、

メジャーなのは

「モッテコーイ」持ってこい、の意味でアンコールのこと。

 

「ヨイヤー」は良いや、の意味。いいぞー!のこと。

 

「ショモウヤーレ」は所望やれ、の意味。本踊り(日本舞踊)にしか使わない言葉でアンコールの意味。

 

この3つを、観客席は「腹の底」から(o^^o)叫ぶのです♡

 

カラオケいくよりスッキリしますよー!!

会場の一体感がたまりません♡

 

モッテコーイ、の時は「振り付け」もあり、

手を前ならえのように伸ばしたのを、両手同時に肘から曲げて耳の後ろの方へすくうようにするのです。

叫びながらこの振り付けが出来れば「あなたも今日から「長崎人♡」

 

 

コンサートのアンコールも「モッテコーイ」がかかるのですよ♡

かからなかったら「良くないぞーの意味なのでアーティストの方はご注意を(笑)

 

 

 

 

 

では早速各踊り町のご紹介(o^^o)

 

 

 

 

まずは「今籠町」の傘鉾(かさほこ)

上に乗っているのは「鷹」と岩にあたる水しぶきを表現しています。「今籠町」なので籠で飾られていますね♡

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今籠町の出し物は「本踊」

日本舞踊で、「ぶらぶら節」などを奉納します。

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油屋町の傘鉾。

「たれ」(布地)がひるがえるくらいの勢いで回すのが「粋」とされています。

 

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油屋町の出し物は「川船」

船頭さんがくくりつけられており、この後「網打ち」をするのです。

作り物の魚を並べて、そこに網打ちをし、取れた魚の数でその年の豊漁を祈願するものです。

 

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元船町「傘鉾」

この刺繍は「長崎刺繍」と言われているのですよ♪

 

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元船町の出し物は「唐船祭」上に子供が乗っている船形の山車。回すのが特徴。

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上町「傘鉾」

たれ(布地部分)もカラフル。

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上町「コッコデショ」

コッコデショとは「ここでしよう」=上げようの意味です(^^)

お神輿の上(座布団の下)に子供が4人乗っているのを空中に放り投げ(!)て、「片手で」キャッチするというお神輿です。

 

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鍛冶屋町「傘鉾」

この傘鉾は、「鍛冶屋町」だけあって「鍛冶屋(刀鍛冶)の細工がされています。

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鍛冶屋町の出し物は「七福神

踊り(日本舞踊)です

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筑後町「傘鉾」

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筑後町の出し物は「龍踊」

お囃子が独特!龍の鳴き声をラッパで表現していたり、工夫されています。

3体、龍を持っているのは珍しいのですよ♡

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「長崎時間」と言われるのですが、予定より1時間もオーバーして終了(^^)

 

 

「撒き物」と言って、各踊り町が出し物をするときに頭に巻いていた手ぬぐいを場内の観客席に撒く風習があり、各踊り町それぞれの柄があるのですが、「川船」の手ぬぐいが飛んで来たのをキャッチ!

 

これすごい縁起物なのです。やったねー!!

 

おくんちは毎年10/7.8.9の3日間。

今回は座って見られる「くんちのゆうべ」というチケットを買って見たのですが、期間中長崎市内を書く踊り町が練り歩くので、出歩いていれば出会えますよ♡

 

今日明日もやっているので、来れるかたは是非長崎観光へおいでくださいねー♡