ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

何かを参考にしてアイデアを出す時、単なるパクリにならない商品開発のコツ

何かを参考にしてアイデアを出すのは よくあること。 でも、元のアイデアを越えない ものを出すのは、ただのパクリです。

元のアイデア考案者が この方法があったか〜やられた〜!! ってなるくらいのものだせないなら、 やめましょう。

あなたの品格が商品に乗ってしまうから。

 

ブランドの廉価版

SNSで、素敵な活動をしている方。 販売会へ顔を出してみたりと応援して いたのですが、とあるブランドの 廉価版を「私のオリジナル」と 言って販売開始したという投稿を 見かけとてもがっかりしました。

なぜわかったのかというと、その方が お気に入りのブランド紹介をしている ブログ記事を読んだことがあったから なのです。

ご自身でもそのブランドを購入して ブログで紹介していて、さすがプロ、 こういうブランドよく見つけてくるな と思っていたのです。

その投稿から1年くらいたったのかな 先日その方のブログがSNSでシェア されていて、オリジナルシリーズ 販売開始!となっていたので見に 言ったのです。

そしたら! 以前その方が紹介していたブランドの 形そのまま、石なしバージョンに した「だけ」のデザイン。

一目見てわかるくらい、まそっくり。 石があるかないかだけです。

これはないわ〜〜〜〜

応援していたきもちがすっかりなくなり フォローをそっとはずしたのでした。

 

何かを参考にしてアイデアを練りたい時

とは言っても、何かを参考にして アイデアを出すことなんて普通にあります。 そして、デザインは「出切っている」と 言われるくらい、溢れているもの。

でも、何かを参考にして新しいものを つくる方法はあります。

 

参考にしたアイデアを「越えて」いるかの見極め

 

何かのアイデアを参考にしたデザイン それが、元ネタを越えているかどうか 作り方はいろいろありますが、 1つの見極め方法としては 「元アイデアの安い版」なだけに なっていないかどうか、です。

例えば、参考にした商品がダイヤ入り だった。

自分がデザインしたのがそれの石なし 金属のみのものだった。

これは「安いものをつくっただけ」 ですよね。

今、もしそのブランドが石なしの 商品を作っていなかったとしても

そのブランドが、石留しない商品を 「後追いで」出したとしたら、同じ になってしまう。

 

それはアウトです。

訴えられたら負けますよ? 開発にかかった金額、や時間。 そして販売した売り上げ。

持っていかれますよ? それわかっててやってるのかしら。

そんなリスク背負ってまで、 パクリ、本当にやりたいですか?

販売開始する前に、今一度 考えてみてくださいね。

 

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