ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

大晦日だからこその「死を思え」・新年の抱負を建てる前に考えたい事

晦日に、ふと考えたこと。

一昨年参加した かさこ塾の講義であった 「死を想え」のスライド。

私は、「もし」3ヶ月後に 死んじゃう、となったら 何をするだろう?

人生は永遠じゃない。 わかってはいるけれど どうしても平和な毎日が 続いていくと思いがち。

でも、「もし」あと3ヶ月、 っていわれたら。

まさに「死」を新年だからこそ 想ってみました。

 

もし、あと3ヶ月って言われたら

ん〜〜〜〜、いろいろ考えた のですが、結果的にどこかに 行きたいとかないのです。

毎日、このままでも幸せ。

でも、あと3ヶ月で何かを 成し遂げたい、となったら。

やっぱり、ジュエリーを作りたい。 「物語」のあるジュエリーを 作りたい。

でも、今までもこれ言っていた事 だったのですが、「ちょっと」その 方向性が違うなと感じたのです。

ストーリーのあるジュエリー

一口に「ストーリーのあるジュエリー」 と言っても、その解釈に2通り あるという事に、気がついたのです。

「物語を」モチーフにしたもの

私が学生の時に研究していたのが これです。 白雪姫、賢者の贈り物、赤毛のアン と言ったすでに作成されている 「お話」=物語をモチーフにした ジュエリーを作りたい、と考えて いました。

でも、今日これだけじゃないなと 気がついたのです。

ストーリーをモチーフにしたジュエリー

私は、「人の」人生をすでに ジュエリーにする、という事を フルオーダーでやってきていました。

お二人の思い出の場所が軽井沢で お二人でそこで見たポストカードの 木のうろにいるフクロウの写真が 私たちみたいだね、とお話したという カップルの為に、そのシーンをイメージ したマリッジリングを作成したり。

軽井沢の思い出と猫の瞳をイメージした デザイン/マリッジリングフルオーダー

 

会社員の時も、それをやっていたのです。 天使のはしご、エンジェルラダーを 旅行先で見て、感動してそれを製品化した 事もありました。

でも、改めて言語化していなかったなと。 「もし」あと3ヶ月しかないとしたら。

「誰か」が作った、童話をモチーフにする よりも先に、「自分が」感じた、自分が感動 したシーンを伝えるジュエリーをより強く 作りたいな。

そう想ったのです。

ストーリーを形にする、は 有名だけれど直接は知らない、 童話作家の「誰か」のストーリー ではなくて

私と関わってくださる、 お客様のストーリー。

そして私自身が感動したストーリーを オリジナルで出してみよう。

そう考えています。 2018年は、 ご依頼いただくお客様の ライフスタイルを形にする ライフスタイルジュエリーデザイナー として、

また私自身の感動を作品という形に 残すアーティストのデザインも 少しづつすすめていこうと思います。

 

[かさこ塾フェスタ]