ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

苦手なことを特技にする方法/好きを仕事にするとは

苦手なものってありますか? それ、あなたの「特技」になる可能性が高いのです。

苦手なものって?

苦手なものとは 自分にとって習得しづらいもの。

こつがわからないもの、ですよね。

他の人は簡単にできている(ように見える)けど 自分はなぜそういう風にできるのかちっともわからない。

 

私だったら、小学校2年生からやっていた水泳。

平泳ぎの足がむずかしくて 平泳ぎのコースに1年くらいいましたよ。 「足の裏」で水を蹴るというのがよくわからなくて。

苦手が特技になるとは?

自分ができなくて、なんとか克服した平泳ぎの足の蹴り方。

わからないがわかるって、教える立場の人にとっては 大切なことなのです。

全部サクサクできてしまう人って どうしてそれができないのかわからなくて困るそうなのですよ。

私高校で水泳のインストラクターのバイトしていたのですが 平泳ぎ教えるの、プロのコーチよりうまかったです。

だって自分がわからなくて1年も手こずったところだから 生徒さんの「わからない」が「わかる」から「こうすればいいよ」という アドバイスの角度が違うのです。

教科書に乗っている事を教えるのであれば だれでもできる。でも、困っていろいろ考えて、でもできなくて チャレンジした結果できるようになった私の場合は これやってみて、これがダメならこうやってみて、と いろんな角度からアドバイスができるの。

苦手が特技になるって本当こういう事だなと思うのです。

 

私が苦手だったこと

接客(お声がけ)

苦手でしたよ〜!!!

お客様に声かけるのにタイミングがわからなくて。 小さい声で囁くように(笑)話しかけていたりしたものです。

でもね、ある時気がついたのです

私接客されるの苦手。 売りつけられそうにかんじてしまう。

だったら自分がされたいように声かけしてみたらどうかしら。

それから、お声がけ楽になりました。すると お客様からもいろいろとお話してもらえるようになり、接客も徐々に うまくなっていったのです。

 

デザイン

ええ、苦手だったのですよ。言っちゃいます。 得意だとおもっていたのですよ?就職するまでは。

post-card

こちらはオーダーいただいたお客様のご結婚式にご招待いただき その際にお送りした出欠確認のハガキです(^^)

 

いまでは3分に1枚ペースでデザイン画をラフスケッチで提案することも 簡単にできるようになりました。

でも、当時は本当に自信がなかった!!

私は「大学はやりたい事を見つけに行く場所、 専門学校はやりたい事が見つかった人が行く場所」と考えていて 専門学校を選びました。

即戦力で仕事ができると思ったからです。

でもちがっていた。

山梨の専門学校に3年通い、東京のジュエリーメーカーに就職しても 「即戦力」になんてなれないのです。

今ではわかりますよ。学生で、卒業仕立ての子が「使えるわけがない」のです。 その会社のカラー、特徴、販売サイドが求めている事と 私が表現したいことがずれまくっていました。

でもそもそもの「画力」もそうですが 「ヒアリング力」が低すぎたのです。

「私がこういうものが欲しいからこういうものが売れるはず」

うん、わかりますよ。 作家的にはそれ正解。

でも、デザイナーは作家ではないのです。

こういうものが欲しいを形にできるのがデザイナー。 自分の世界観にお客様を引っ張り込むのが作家です。

そこがわかっていなかった。 それでものすごい努力しました。

お店のスタッフに希望を聞いてみたり 営業サイドの意見を聞いてみたり。

で、いろいろ聞きすぎて自分がなくなり、意見に振り回されたり(笑)

振り子と同じで、やりすぎてみたり 引き算しすぎてみたりといろいろとチャレンジしていくうちに

「いい塩梅」がわかってきました。

お客様になにか提案をしたいと考えている アクセサリー作家の方、ジュエリーデザイナーの方。

コンサルでご相談に乗れますよ!と言っているのは 「私ができなかった」からです。

ここでつまずくがわかる。 ここでこんがらがる、がわかる。

それって本当強みなのですよ。

やっぱり、自分が経験することで 無駄な事って1つもないのです。

自分の経験を生かして誰かに役立てることができれば 「苦手」は「特技」になります。

 

「好きを仕事にする」とは

苦手だからって辞めてしまうのも1つですが 苦手だけれど「大好き」な事があったら

ぜひ、「苦手を克服」できるまで頑張ってみてください。

「好きを仕事にする」って一瞬ならばとても簡単です。でも それを「仕事にし続けること」は簡単じゃない。

トラブルがあったり クレームがある事もあります。

その時に、「でもわたしはジュエリーが好き」だから 続けてこれたし続けていきます。

好きを仕事にするって 結婚する時の「健やかなる時も病める時も」その仕事に向き合う気概。

簡単だけど簡単じゃないのです。 でも、その気概があれば人生はもっと楽しくなる。

そういうことだとおもうのですよ。

 

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