ジュエリーデザイナーの机 | 田中オリエブログ

アンリガトウ代表・ジュエリーデザイナー田中オリエの起業お役立ちブログです。東京武蔵小山で予約制ジュエリーサロン営業中

剽窃(ひょうせつ)と著作権と嘘

剽窃(ひょうせつ)とは 人の作品を自分のものとして発表することです。

剽窃(ひょうせつ)

先日人づてにですが、私がデザインしたフルオーダーの作品を 「自分の作品です」と言っている人がいることを聞きました。

いきさつ

私がデザインしたジュエリーを身につけているAさんが勤務しているお店で 接客したお客様Bさんに「そのジュエリー素敵ですね」と褒めらえた時に その場に居合わせたオーナーのCさんが「それ私のデザインなんです」と言ったとのこと。

Aさんはお客様の手前なにも言えず。 でもそのデザインにCさんは全く関わっていないのです。

Aさんとお会いした時に 『聞いてくださいよ〜!!!こんなことがあって!』と 涙ぐみながら言われて発覚しました。

 

もちろん著作権侵害です

私とAさんとで作り上げた大切なAさんオリジナルのジュエリー。

私自身、オーナーのCさんとも顔見知りではあるのですが 私が作ったとは知らなかったよう。でも知らなかったとはいえ やっていいことではないのです。

きっとオーナーのCさんも「つい」「かっこつけたくて」「いいとこお客様にみせたくて」 言ってしまったんでしょうね。

 

剽窃(ひょうせつ) = 嘘

オーナーのCさんが「つい」ついてしまった嘘。

でもそれを目の前で聞いた、私と一緒に作品を作り上げ、私にお金を払って オーダーしたAさんの気持ちはどうなるのでしょう。

その場で言えなくて、 でもその後に「ごめんね、お客様の前でノリでつい言っちゃった」とでも 言ってくれればよかったのに、そう言った謝罪も一切なかったとのこと。

 

それを聞いた私の気持ち

オーナーのCさんかわいそうな人だな。というのが第一印象。 そして恥ずかしくないのかな、というのがその次にきて。

恥ずかしくないのであればオーナーのCさんヤバいわ。 それ自分に返ってくるのにね。

やったことは必ず自分に返ってきます。 それを理解するまで。

で、そういう輩は自滅するのですよ。

今回のケースでは私とAさんが作り上げた作品を じぶんの手柄にしようとしたオーナーのCさんの 小さすぎる器をどうこうするつもりはありません。

勝手に言ってれば、です。

でもこうも思いますよね。

 

口だけじゃなくて越えてみろや。

人が作った作品を「自分のだ」となんの引っかかりもなく 言えてしまう人が私は信じられません。 口でいうだけじゃなくてオリジナルを超えるものを作ってから言えや、です。

 

何かを参考にしてアイデアを出す時

人の作品を自分の者として発表することは「剽窃(ひょうせつ)」 オリジナルを真似すると「模倣」です。 では素敵なアイデアを参考にしてオリジナルを考えるにはどうすればいいのか。

詳しくはコンサルでもお伝えしておりますが

それは参考にしたオリジナルを越えること、です。 そうでないとそのあなたのアイデアは「廉価版」です。 オリジナルを越えていないものはオリジナルの認知を広める役にしか立たないのです。

 

オーナーのCさんへ

誰かに悲しい思いをさせる「剽窃(ひょうせつ)」 「つい」ついてしまう嘘が「剽窃」になっていることもあるのですよ。

Cさんは私のブログ読んだりしないでしょうけれど Cさんにだけ刺さればいいと思ってこのブログを書きました。

私とAさんが作り上げた大切な作品を 「剽窃」したという意識がないとあなた本当にヤバいです。

素敵な作品を作れる人としてCさんが気がついてくれることを祈ります。

 

著作権についてはこちらのサイトがわかりやすいかと。

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